丘衣 藝文 12(12): 790-794 (1921) 竹取物語に赫映姫が月に向つて物思ひをしてゐると、侍女などが「月のかほ見るはいむこと、」と言つて制した事が見えてゐる。そして小山儀の竹取物語抄には古今醫統と云ふ書を引いて、「小兒に月をゆびざゝしむる事なかれ。…
丘衣 藝文 12(7): 405-410 (1921) 文學の研究が作品の文學的價値を研究するにある事をのみ、やかましく云ふ人がある。それも大切には相違ないが、解題的研究と云ふ事が非常に重要な事であるのを忘れてはならぬ。是は極めてじみな又面倒な仕事だが此の研究が…
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