七八 沒溺(二三)
- ○七八 沒溺(二三) 上沈也、下音若、訓沈、正爲弱字、倭言
之豆牟 - 慧苑に無い。若はニヤクと云ふ音を示してゐる。シヅムの假名書の古いのは案外にも無い〈シヅムと訓む可き
沈
字は記の大山守の條神武紀丹生川の條等に見える〉。シヅムとはかなり違ふが「
海底沈白玉 」「
のシヅクの例が水底爾沈白玉 」「之都久石ヲモタマトゾワガ見ル」
〈萬〉とあり、續紀元仁前紀に「
とあるのみ。白璧 之豆久也好璧 之豆久也」
沈字は記の大山守の條神武紀丹生川の條等に見える〉。シヅムとはかなり違ふが
「海底沈白玉 」
「のシヅクの例が水底爾沈白玉 」
「之都久石ヲモタマトゾワガ見ル」〈萬〉とあり、續紀元仁前紀に
「とあるのみ。白璧 之豆久也好璧 之豆久也」