2008-02-12 一一八 呰辱(五八) 新譯華嚴經音義私記倭訓攷 箋註 ○一一八 呰辱(五八) 上音之、訓岐受{キズ}、下音肉、恥也、 慧音に無し。經文〈二七二オ下一一〉によると、呰はソシリの義の方が可い。たゞ呰は疵に通じるからキズの訓を施したのである。和名抄に「痍、音夷、岐須」。キの假名不詳、東大寺諷誦文稿に「瑕キス」。